車のボディにできた凹みを直す技術の一つです。

正式名称はペイントレスデントリペア(Paintless Dent Repair)

直訳すると「塗装しない凹み修理」となります。

車の凹み修理でメジャーなものは板金塗装ですが、デントリペアは専用の工具で裏から凹みを押し出したり、表面から叩きを入れることで凹みを修復します。

板金塗装との大きな違いは塗装をしないこと、パテを使用しないことが挙げられます。

塗装しないがゆえにオリジナル塗装を守れることで

1.板金歴もつかず、お車の査定額にも影響を及ぼさない

2.仕上がりまでの時間が圧倒的に早い

3.板金塗装よりも圧倒的に費用が安く済むケースが多い

などのメリットがございます。

また雹が降ってきてボディがぼこぼこになってしまった雹害車は特にデントリペアでの修復をオススメいたします。

ルーフの場合は板金修理で直す場合はルーフパネル交換することになります。

このルーフパネル交換は一度車体からルーフパネルを切断して、取り外し新品のルーフパネルを溶接して再塗装することになるので、

修復歴がつき、車の査定額は大幅にダウンいたします。

また再塗装した部分は新車時の塗装に比べて強度も劣るので、長い目で見ると再塗装した部分が早く劣化する可能性も考えられます。

これは板金屋さんの腕前関係なく仕方ないことです。。。

その点デントリペアは新車時の塗装はそのままに、修復歴がつかずに凹みが直せるというデントリペアにしかない最大のメリットがあります。